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zoom RSS 新世紀沖田総司きたぁ〜っ!

<<   作成日時 : 2011/05/01 23:20   >>

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 年甲斐もなく取り乱してしまいました(汗)。
只今、BS時代劇「新選組血風録」に夢中です。
こんなのにもネタバレあるっていうのならネタバレ有(笑)。

 本日は第5話「池田屋異聞」でございました。
今回のシリーズはもちろん司馬遼太郎原作の表題作をベースにしておりますが、これももちろんのこと新しいテレビシリーズとしてあれこれ手を加えております。
ただし、(今のところですが)好感が持てるのは史実とされているあれやこれやの新選組エピソードをメインの話に盛り込んではいないってことですね。
私はドキュメンタリー作品ではないのですから、史実と違うとかどうこうという突込みを歴史小説や時代劇に投げかけるのは無粋だと思っています。
竜馬を殺したのは誰かだっていうのも確たる証拠もないのですからそれぞれの作家が勝手に色々な説を上げればいいと思うのですよ。
で、それに対して「これはこうじゃないのか?」などという突込みをするのはOKだと思いますけど、「これはこうだから、この作品はダメだ」という論旨で決め付ける輩は大嫌い。
ドラマ的にとか演出的に、演技的にダメだ云々は結構でしょうが、史実はこうだからと言うのはドキュメンタリーだけ読んだり見たりしておいてくださいな。
フィクションは楽しむため、感動とか泣くためっていうのもあるけど、そういう感情を生み出すためにあると思います。
ということで、明治期に婚姻の証拠が見つかったからといっても、「竜馬がゆく」の千葉さな子は永遠に竜馬を思い続ける女性でいいと思うのですよ。
私たちがいいなぁと思っているさな子像はあくまでフィクションの彼女なのですから。
私が歴史上の人物で一番好きかもしれない竹中半兵衛だって、里見浩太郎(赤影)と米倉斉加年(国盗り物語)がいなければ絶対に大好きにはなっていないでしょうからね(笑)。

 さて、最初から脱線してますがそれはいつもどおりの営業ですので気にしないでください。
第5話「池田屋異聞」。
名作と名高いモノクロ版「新選組血風録」ですがそちらの方が圧倒的に原作に近いのですよね。
でも正直に申しますと、池田屋事件という一大イベントが映像的に山崎VS大高に絞られてしまうと何だか面白みに欠けるのです。
「花神」での新選組描写が脇役にもかかわらず素晴らしいといまだに賞賛されているのは、メインの原作は「花神」「世に棲む日日」であっても脚本にきちんと「血風録」「燃えよ剣」が反映されていたからです。
池田屋事件のお約束を描写していたからこそ、この脚本家(大野靖子さんは先日物故されました。合掌)は原作以外の司馬幕末小説を熟読していることがよくわかるんですよね。
役者名もまったく出ていないのに、明らかに山崎烝としか見えない町人が宴席で大刀を片付けていく描写をさりげなく入れるなんて普通の(新選組メインでない)時代劇ではまず見られません。

 で、その刀片付けの場面は今回ありません(おい)。
しかも大高との因縁話は思い切りカットしています。
道場の娘をめぐる色恋話も全部カット。
それらをしっかり描いていたのがモノクロ版でしたね。
そのようなエピソードを端折って盛り込んだのが、今回のシリーズの目玉(?)である土方とお美代のコイバナ…もありますが、メインとなったのは池田屋事件でした。
あくまで主観ですが大河の池田屋よりも迫力があったような気がします。
映像美っていう観点なら大河かもしれませんけど。
まずは浪士たちのお国言葉がきちんと割り振られていたことがよかったですね。
そして、主人の御用改め叫び、北添の階段落ち、平助の額切り、永倉の指落ち寸前、そして沖田の喀血とお約束はすべて盛り込まれました。

 はい、ようやくタイトルに繋がりましたね。
今回の沖田総司を演じているのは我らが小草々こと辻本祐樹です。
第4話でもすでにこの沖田は当たりではないのかという感触を受けていたのですが、今回の喀血シーンでそれが確信に変わりました。
島田順司、草刈正雄に続く沖田総司役者は彼で決まりだと。
喀血後の「まいったなぁ、こりゃあ」と、吉田稔麿を突き殺した直後に「生け捕れ」という近藤の叫びを聞いて「遅いよ、近藤先生」という台詞の素晴らしいこと。
次回は「沖田総司の恋」、そして「菊一文字」も準備されているとのこと。
「沖田総司の恋」はなんと「前髪の惣三郎」とセットになっているのですがどうなりますことやら。
そして「菊一文字」はいつもはコイバナとセットでドラマ化されるのでそっち方面のインパクトが強く、刀と人間の生きる時間の違いというテーマがぼやけた作品になっていることが多いので、今回はどう料理してくれるかと期待しています。

 おおっと、肝心の山崎のことも書かないと。
四草にいさん大熱演でございました。
そして何より良かったのは大高忠兵衛(池内万作グッジョブ!)にとどめを刺すときの叫び。

「将監さま、ご覧じろ!」

 あのモノクロ版でもこの台詞はなかったんですよ。
あんなにそれまで赤穂浪士についての話を展開していたのに、ラストでこの台詞をカットして、そして美味しい場面を主役である土方に持っていかせたために何となく腰砕けに終わってしまった感があるのです。
お約束場面はほとんどありませんしね。

 ということで、オリジナル要素をかなり入れているにもかかわらず、「池田屋異聞」の映像化ドラマとしては一番の作品ではないかと思いました。
今後の展開に大いに期待します。

 最後にもうひとつ。
見届けろと土方が残した斎藤一ですが、滅茶苦茶強そうなんですよね。
ただ立っているだけなのに、こんなに強そうに見えるのってあまりないですよ。
全然知らない役者さんですが、もしかして本当に剣道の心得のある人じゃ?

 全12話が惜しいですね。
できれば地上波放送でするときにはあと12話+α?を足して2クール扱いにして欲しいくらいに素晴らしい新選組ものになったと思います。
まだ、終わってないので結論付けちゃいけませんが半ば近くまで来てこの勢いならばそう言いきってしまっていいのではないかと思わせるのですよ。

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